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-小野 将平-
Shohei ONO
PASSION
01
詩とは何か
25歳で出掛けたひとり旅。 旅中に買い求めた小さなノート。
それまで目を向けようともしなかった自分の心のなか、目にしていながら見過ごしてきた物事、それらが詩のように書き記してあった。 そのときから、小さな発見、これが私にとっての詩だ。
02
詩人とは何か
詩人とは、人生を通して得た時間を、自分の言葉にできる者。そして、いかなるときも立ち止まる努力ができる者。それが私の理想とする詩人の姿であり、最も難しいことだと思っている。
なぜ、どうして、なんのために・・・そう問い続けながら、過去から何を受け継ぎ、未来に何を残してゆくのか、その精神性の高みを、時間軸を見い出だしたとき、詩人はなぜ生きているのか、なんのために生きているのか、その答えにたどり着けるだろう。
03
詩人という生き方のなかに
詩人という生き方で、最も価値をおいているのは、自分の内面と思う存分向き合って生きられるというところだ。 それは、孤独がついて回る。目指す先を行く師もなければ友もない。そのなかで自分自身が一番のライバルであり、一番の理解者だと気付く。 一生懸命まっすぐ歩いている実感があればあるほど、不思議なほど、他者や社会と離れている感覚に戸惑うこともある。しかし、詩人という生き方を全うできたとき、先にどんな世界が望めるのか、期待を持っている。
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